当事者から見える世界〜発達障害・ADHD・アスペルガー〜

 

一般の人が生きる世界と当事者が生きる世界とでは少し違っているようです。周りの人から責められたり、叱られることがあったとしても当事者は気づかないことがあります。それはそもそもの世界観、価値観、視点が違うからなのかもしれません。

 

 

 今回の記事ではそれが具体的にどういうことなのか考えていこうと思います。まずはよく耳にするお悩みをご紹介します。

 

 

■当事者の生きる世界に関する悩み

 

・障害のことを周りの人は知っているが、当事者だけ知らない

 

・自分ではの得意不得意はわからないが、周りの人はよく知っている

 

・周りから「もっと自分を受け入れなさい」と言われる

 

 

■アドバイス

 

 その人の生きている世界はどういう感じなのか、その人がこれまで世界で生きてきたのか。それは障害の有無にかかわらず、人それぞれ違いがあって当然です。障害がない人も新たに出会った人に対して「この人はどういう世界を見てきたんだろう。素敵な考えかただなー」など、皆さん一度は誰かの考えに刺激を受けたことがあるのではないでしょうか。

 

 

 当事者の世界もまた、他の人が感じている世界とは違ったものだと思います。ですが、それは見てわかるものではないので正直に聞いてみることをお勧めします。お互いの世界に興味を持つことで、当事者も一般の人も自分の知らない世界や新たな発見があるかもしれません。

 

 

・一般の人の世界がどういうものか、信頼できる人に聞いてみる

 

・得意なことを聞いてみる

 

・障害について信頼できる人の聞いてみる

 

・自分の世界と一般の人の世界の違いを知る

 

 

■まとめ

 

 できることやできないことを素直に受け入れ、ありのままの自分を見つめ、一般の人の世界を知ることで、自分の世界と一般の人の世界の違いが見えてきます。違いを明確にし、お互いがお互いの生きる世界を受け入れることで、当事者だけでなく周りの人もこれまでよりもお互いの理解を深めることができると思います。

 

 

 素朴な疑問でも、小さなことでも、自分とは違う世界で生きる人にどう見えるのか、感じているのか信頼できる人に正直に聞いてみましょう。

 

 

ブログ担当:柊

 

 

(難波寿和."当事者の世界は周りと違う",14歳からの発達障害サバイバルブック,学苑社,2016,178-179)