文部科学省の調査によると、日本全国で小学生では330人に1人、中学生では37人に1人と学年が上がるにつれ不登校・ひきこもりの割合は上がってきています。高校生だと65人に1人の割合になっていますが、高校は義務教育ではないため、学校での教師のフォローも薄く中退するケースも多く、高校生の不登校・引きこもりは実際はもっと多いと推測されます。

 不登校・ひきこもりになるきっかけとして、家庭環境の変化・いじめなどの対人関係のトラブルや、小学校・中学校・高校での環境の変化に心身の成長がついてゆけず、学習面での些細な躓きをきっかけに学校に通いたくなくなってしまう、あるいは思春期に見られる情緒不安定や成長期特有の“心”の問題など様々なことが考えられます。そうした生活の中で生まれる様々な悩みや不安を周りに相談することができず、学校での他者との関わりへの自信を失くしてしまい、学校に行きたくなくなる・家から出れなくなるケースは非常に多いです。

 不登校の再発率については色々なデータがありますが、おおよそ七割の子どもが復学できても再び学校に通えなくなってしまっていると言われています。せっかく心の傷を癒し、復学できる自信を身に着けても不登校に戻ってしまう。その背景には、学校に行かなかった期間の学習の遅れや周りの友達との微妙な関係の変化などがあります。それらは大きなストレスとなって子どもに掛かってきます。ストレスに対処するには、お子様本人がその力を養うことも大事ですが、復学してもそこで安心せず、継続した学習のサポートやカウンセリングなど、継続的なサポートが必要となります。