学習障害ってなんだろう?

こんにちは!

ADHD、ASDと続いて、今回は限局性学習障害(SLD)についてお話しさせていただきます。

 

限局性学習障害は大きく分けて

・学習障害(読字障害、書字表出障害、算数障害、特定不能の学習障害)

・運動障害(協調運動性障害)

の二つに分類されます。

 

文部科学省とDSM-5では、これらを次のように定義しています。

「基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。 学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない。(出典元)」

「A.協調運動技能の獲得や遂行が、その人の生活年齢や技能の学習及び使用の機会に応じて期待されるよりも明らかに劣っている、その困難さは、不器用(例、物を落とす、またはぶつかる)、運動技能(例、物を掴む、はさみや刃物をつかう、書字、自転車に乗る、スポーツに参加する)の遂行における遅さと不正確さによって明らかになる。
B.診断基準Aにおける運動技能の欠如は、生活年齢にふさわしい日常生活活動(例、自己管理、自己保全)を著明及び持続的に妨げており、学業または学校での生産性、就労前及び就労後の活動、余暇、および遊びに影響を与えている。
C.この症状の始まりは発達障害早期である。
D.この運動技能の欠如は、知的能力障害(知的発達症)や視力障害によってうまく説明されず、運動に影響を与える神経疾患(例、脳性麻痺、筋ジストロフィー、変性疾患)によるものではない。(出典元)」

 

全般的な知能発達には遅れがないものの、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「体を動かす」能力のうちいずれかまたは複数のものの習得・使用に困難を示す発達障害のことです。5つの能力のすべてに困難があるわけではなく、一部の能力だけに困難がある場合が多いです。有症率は確認の方法にもよりますが2~10%と言われています。
全般的な知的発達には問題がないのに、特定の事柄のみが難しい状態を指し、それぞれ学業成績や日常生活に困難が生じます。こうした能力を要求される小学校2~4年生頃に成績不振などから明らかになります。その結果として、学業に意欲を失い、自身を無くしてしまうことがあります。

ブログ担当:北山